垂直及び剪断力検出可能な織物状触覚センサの開発

カテゴリ: 全国大会

論文No: 3-192

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): DEVELOPMENT OF FABRIC FORCE SENSOR FOR DETECTING NORMAL AND SHEAR FORCES BY APPLYING UMBONAL FIBER

著者名: 鈴木 佳孝(名古屋大学),北 岳斗(名古屋大学),式田 光宏(名古屋大学),佐藤 一雄(名古屋大学)

著者名(英語): Yoshitaka Suzuki(Nagoya University),Gakuto Kita(Nagoya University),Mitsuhiro Shikida(Nagoya University),Kazuo Sato(Nagoya University)

キーワード: 触覚センサ|ウエアラブル|フレキシブル|織物状|剪断力|接触圧

要約(日本語): 今回筆者らは人工繊維を用いた，垂直及びせん断力の両方が検出可能な織物状触覚センサを開発した．垂直応力の検出は縦糸と横糸の交点部，せん断力の検出は2本の横糸の交点部における静電容量変化を計測することで，上記二つの力の分離検出できる構造を提案した．上記デバイス実現のため，突起を持った人工繊維を新たに織り込んだ．作製した織物状触覚センサに垂直荷重及びせん断力をそれぞれ加えた結果，力の増加に伴いセンサ出力が増加していること，再現性の良い結果が得られることを確認した．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 931 Kバイト