パワーエレクトロニクス回路の包絡追跡法を用いた周期定常解析の高効率化法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-009

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Efficient Steady-State Periodic Analysis by the Envelope Following Approach for a Power Electronic System

著者名: 久見木雄大 (同志社大学),加藤利次 (同志社大学),井上 馨(同志社大学),大越潤一 (同志社大学)

著者名(英語): Yudai Kumiki(Doshisha University),Toshiji Kato(Doshisha University),Kaoru Inoue(Doshisha University),Junichi Ogoshi(Doshisha University)

キーワード: パワーエレクトロニクスシステム|シミュレーション|周期定常解析|包絡追跡法|マルチレート解析法

要約(日本語): パワーエレクトロニクスシステムの周期定常解析はその動作確認にしばしば必要とされ、高速かつ効率の良いシミュレーション方法が既に提案されている。しかしパワーエレクトロニクス分野においては言わば2重に周期性があるようなシステムも多く見られ、このようなマルチレートシステムの周期定常解析の計算においてその性質をうまく利用することにより、より効率のよい計算が可能である。スイッチングのダイナミクスが考慮可能なより近似度の高い解析法として包絡線追跡法があるが、従来においてはこの方法は過渡解析のための原理しかなかった。本報告では、パワーエレクトロニクス分野でしばしば見られるマルチレートシステムの効率的に周期定常解析が可能な新しい包絡線追跡法を提案し、その解析例を示す。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,350 Kバイト