位相シフト制御法を適用した共振型スイッチトキャパシタコンバータの電圧調整特性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-038

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Voltage Regulating Performance of a Resonant Switched-Capacitor Converter Applying a Phase Shift Control

著者名: 佐野 憲一朗(東京工業大学),藤田 英明(東京工業大学)

著者名(英語): Kenichiro Sano(Tokyo Institute of Technology),Hideaki Fujita(Tokyo Institute of Technology)

キーワード: スイッチトキャパシタコンバータ|位相シフト制御法|電圧調整|零電圧スイッチング

要約(日本語): 本論文では，位相シフト制御法を適用した共振型スイッチトキャパシタコンバータ(RSCC)の電圧調整特性について検討する。RSCCは，基本的に出力電圧を入力電圧の2倍または2分の1に変換する回路であり，従来のチョッパ回路と比べて，インダクタの小型化とソフトスイッチングによる高効率化を実現する。本論文では，電圧制御として位相シフト制御法を適用したRSCCの電圧調整時の動作特性を検討する。その結果，電圧変換比が20～ 80%の範囲では，降圧チョッパよりもインダクタ体積を低減できることを示す。電圧変換比が46～54%の2.5 kW RSCCを試作し，出力電圧調整時でも，98%以上の高効率が得られることを確認する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,564 Kバイト