直列補償方式を用いた高効率絶縁形DC/DCコンバータの動作モード解析
直列補償方式を用いた高効率絶縁形DC/DCコンバータの動作モード解析
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-041
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Operation Mode Analysis of a High Efficiency Isolated DC/DC Converter Using a Series Compensation
著者名: 宮脇 慧(長岡技術科学大学),伊東淳一 (長岡技術科学大学),岩谷 一生(TDKラムダ)
著者名(英語): Satoshi Miyawaki(Nagaoka University of Technology),Jun-ichi Itoh(Nagaoka University of Technology),Kazuki Iwaya(TDK-Lambda)
キーワード: DC/DCコンバータ|絶縁形コンバータ|電流共振|直列電圧補償
要約(日本語): 近年,通信技術の発達に伴い,基幹系通信用電源などにはDC48Vに対応したDC/DCコンバータが多用されている。高効率な絶縁形DC/DCコンバータの回路方式としては,トランスの漏れインダクタンスを用いた共振形コンバータが有効であるが,最適条件下で出力電圧を制御できる範囲に制約がある。そこで,著者らは入力電圧の変動幅に注目し,補助回路により電圧を加減算することで出力電圧を制御する絶縁形DC/DCコンバータを提案している。提案回路では共振形コンバータの高効率を維持したまま出力電圧を制御できる利点がある。本論文では,提案回路の設計指針を明らかにするため,簡易等価回路を用いて詳細な動作モードの解析を行った。その結果,導出した式による計算値とシミュレーション,および実験結果の一致を確認したので報告する。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,508 Kバイト
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