電力貯蔵機能を有する単相三線式配電系統用電流バランサ

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-072

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): A Current Balancer with Power Storage Function for Single-Phase Three-Wire Distribution System

著者名: 國分政法 (東京電機大学),枡川 重男(東京電機大学),飯田 祥二(東京電機大学)

著者名(英語): Masanori Kokubu(Tokyo Denki University),Shigeo Masukawa(Tokyo Denki University),shoji Iida(Tokyo Denki University)

キーワード: 単相三線式配電系統|電力ピークカット|電力貯蔵|電気二重層キャパシタ|電流バランサ

要約(日本語): 一般住宅などで広く用いられている単相三線式配電方式は、2つの系統電流が不平衡になると、この配電系統の長所が失われるため、電流バランサが提案されている。しかし、両系統の負荷が重い場合、電流バランサにより系統電流は平衡しても、短時間でも契約電流を超えればブレーカーが作動し、停電は避けられない。そこで、本論文では、短時間の電力ピークに対応できるように、電力貯蔵要素として電気二重層キャパシタを内蔵した電流バランサシステムを提案した。また、シミュレーションにより系統電流を平衡に維持しながら電力ピークカットを実行できることを確認し、本システムの有効性を示した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,417 Kバイト