鍋が分割コイル方式IHクッキングヒータの共振周波数に与える影響

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-078

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Influence of Pans on The Resonant Frequency of a Twin Heating-Coil Type IH Cooking Heater

著者名: 奥山 耕平(サレジオ工業高等専門学校),兒玉 博之(サレジオ工業高等専門学校),米盛 弘信(サレジオ工業高等専門学校),仁田 周一(サレジオ工業高等専門学校)

著者名(英語): Kouhei Okuyama(Salesian Polytechnic),Hiroyuki Kodama(Salesian Polytechnic),Hironobu Yonemori(Salesian Polytechnic),Shuichi Nitta(Salesian Polytechnic)

キーワード: IHクッキングヒータ|分割コイル方式|共振周波数|加熱コイル

要約(日本語): 近年，IHクッキングヒータの需要が急増している。これは，火を使わないのでCO2の発生が少なく室内の空気をクリーンに保てる等の特長が社会に受け入れられたと考えられる。また一方で，IHクッキングヒータの技術課題として，使用鍋の範囲拡大，漏れ磁束の低減があげられている。本研究では上記の問題を解決するために，分割コイル方式IHクッキングヒータとその諸定数を算出する方法を提案してきた。ここでは．三層ステンレス鍋の大きさと加熱コイルの直径を一致させた場合を例にして実証した。そこで，本論文ではほうろう鍋を用いて三層ステンレス鍋との特性比較を行った。さらに，鍋の大きさが共振周波数に与える影響を明らかにしたので報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,566 Kバイト