燃料電池用パルスリンク方式DC-ACコンバータにおける直列LC回路パラメータと入力電流リプルの関係

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-084

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Relationship between the Parameters of Series LC Circuit and Input Current-Ripple of a Pulse-link DC-AC Converter in Fuel Cell Applications

著者名: 福島 健太郎(九州大学),乘越 勇美(荏原電産),庄山正仁 (九州大学),二宮 保(長崎大学),原田 陽介(荏原電産),塚越 健太(荏原電産)

著者名(英語): Kentaro Fukushima(Kyushu University),Isami Norigoe(EBARA DENSAN .Ltd),Masahito Shoyama(Kyushu University),Tamotsu Ninomiya(Nagasaki University),Yosuke Harada(EBARA DENSAN .Ltd),Kenta Tsukakoshi(EBARA DENSAN .Ltd)

キーワード: DC-ACコンバータ|入力電流リプル|燃料電池|電流保持期間

要約(日本語): 燃料電池は，電流リプルが特性劣化を引き起こす恐れがあるといわれている．そこで，燃料電池用パルスリンクDC-ACコンバータにおいて，PWMインバータの入力両端に並列に接続されている直列LC回路について，各パラメータと入力電流リプルの関係を調べた．その結果，キャパシタンスによる入力電流リプルの影響は小さく，インダクタンスにより入力電流リプルに関して2つの領域が存在することを確認した．この領域は，1スイッチング周期において電流保持期間が存在するか否かの領域である．境界条件において，キャパシタンスは依存しない．従って，電流保持期間が存在するようにインダクタンスを設計すると入力電流リプルが低減される．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,057 Kバイト