直接メタノール形燃料電池用最大電力点制限(MPPL)制御

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-086

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Max Power Point Limiting (MPPL) control for Direct Methanol Fuel Cell

著者名: 乗松 泰明(日立製作所日立研究所),菊地 睦(日立製作所オートモーティブシステム事業部),叶田玲彦 (日立製作所日立研究所)

著者名(英語): Yasuaki Norimatsu(Hitachi,Ltd.,Hitachi Research Laboratory),Mutsumi Kikuchi(Hitachi,Ltd.,Automotive Systems Div.),Kanouda Akihiko(Hitachi,Ltd.,Hitachi Research Laboratory)

キーワード: 燃料電池|最大電力点制限|MPPL

要約(日本語): 直接メタノール形燃料電池(DMFC：Direct Methanol Fuel Cell)はの出力電力特性は、温度や燃料の状態、副生成物による発電反応への阻害など、環境により大きく変化し、定格電力を出力できない状態が発生する。これに対して、DC/DCコンバータの制御は、負荷が増大するとPWMにより入力電流を増加させる。これは入力電流と電力が比例する関係を利用したものであって、DMFCの最大電力以上の負荷が要求された場合は電流を増加させてもDMFC出力が低下するため、制御が発散する。そこで、安定制御領域での運転を可能とする最大電力制限(MPPL：Max Power Point Limiting)が必要となる。まず、DMFCの出力特性や最大電力点の変化から必要な制御方法を検討する必要があると考えた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 640 Kバイト