速度サーボ系の加速トルクと電圧飽和を考慮した瞬時空間電圧ベクトルインバータの出力電圧決定法
速度サーボ系の加速トルクと電圧飽和を考慮した瞬時空間電圧ベクトルインバータの出力電圧決定法
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-116
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Space Voltage Modulation Inverter Considering Acceleration Torque and Voltage Saturation for Speed Servo System
著者名: 高橋 健治(長岡技術科学大学),上町 俊幸(石川工業高等専門学校),大石 潔(長岡技術科学大学)
著者名(英語): Kenji Takahashi(Nagaoka University of Technology),Toshiyuki Kanmachi(Ishikawa National College of Technology),Kiyoshi Ohishi(Nagaoka University of Technology)
キーワード: 速度サーボシステム|PWMインバータ|空間電圧ベクトル変調|電圧飽和
要約(日本語): 速度サーボ系の高速応答化と安定な制御性能を実現するために,PWM インバータには高い電源利用率が求められており,様々な変調方式が提案されてきた。しかしながら,電圧飽和時の出力電圧は手法によって異なっており,従来の変調方式では高調波歪みの小さい定常電流応答と高速な速度過渡応答を両立することが難しかった。この問題に対し,筆者らはモータの加速トルクとインバータの電圧飽和を考慮しながら,出力電圧を適切に決定する混合変調法を提案してきた。しかし,この方式は二種類の変調方式の計算が必要であるため,計算量が多い。そこで,空間電圧ベクトル変調を用いた簡易な計算によって,同等の効果が得られる方法について提案し,その効果をシミュレーションによって確認した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,733 Kバイト
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