2つの学習ループを持つ繰返し制御によるトルク脈動抑制制御法-加速度センサ利用-

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-120

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Suppression Control Method for Torque Ripple of PMSM with two Repetitive Controllers - Using Acceleration Signal of Motor Frame -

著者名: 服部 知美(静岡理工科大学),石田 宗秋(三重大学),堀 孝正(愛知工科大学)

著者名(英語): Satomi Hattori(Shizuoka Institute of Sience and Technology),Muneaki Ishida(Mie University),Takamasa Hori(Aichi University of Technology)

キーワード: 永久磁石型同期モータ|トルク脈動|繰返し制御|加速度センサ|学習制御|振動

要約(日本語): 永久磁石型同期モータは，保守が容易で高効率などの理由で，産業用・家電用の可変速制御用モータとして，数多く利用されているが，トルク脈動の発生が問題視されている。トルク脈動は機械系の構造により様々なモードの振動を引き起こし，騒音発生や機械特性劣化，さらには，速度変動による制御精度悪化の原因となる。本論文では，モータフレーム振動（加速度センサ利用）とフーリエ変換，繰返し制御を利用した制御系により，2つの振動（トルク脈動）成分に対する補償信号同時学習を可能にするシステムを検討し，本手法の有効性を実機実験により確認する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,900 Kバイト