核融合プラズマ実験装置(LHD)用パルス励磁電源

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-138

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Pulse Power Supply for the Fusion Plasma Experimental Device (LHD)

著者名: 力石 浩孝(核融合科学研究所),鷹見 重幸(核融合科学研究所),井上 知幸(核融合科学研究所),青山 浩二(愛知電機),羽賀 知行(アソート)

著者名(英語): Hirotaka Chikaraishi(National Inst. for Fusion Sci.),Shigeyuki Takami(National Inst. for Fusion Sci.),Tomoyuki Inoue(National Inst. for Fusion Sci.),Kouji Aoyama(Aichi Elec. Co.,Ltd.),Tomoyuki Haga(Asort Co.,Ltd.)

キーワード: 超伝導コイル|励磁電源|電流掃引

要約(日本語): ヘリカル型の核融合装置は直流外部磁場によるプラズマ閉じ込めを特徴とする。このため、大型ヘリカル装置（LHD)では磁場発生コイルを6台の低電圧直流電源で励磁する構成をとっている。近年、学術研究目的で磁場の動的制御の要求が強くなってきた。これに対応するため、コイル電源に短時間定格の高電圧電源を直列に増設した。既存電源と増設電源では電流定格（既存電源が15kAに対して増設電源が6.2kA)および運転時間定格(既存電源が連続定格に対して増設電源は120秒定格）が異なるため、機械的なバイパススイッチを併用し、定常運転は既存電源単独で通電し、電流掃引が必要なときのみ高圧d年限を直列に挿入し運転する構造とした。実際のプラズマ実験に適用し、所定の電流制御特性を確認した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 606 Kバイト