陽子線スキャニング電源の開発
陽子線スキャニング電源の開発
カテゴリ: 全国大会
論文No: 4-139
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Development of Proton-Beam Scanning Power Supplies
著者名: 品川 亮介(日立製作所),松田 浩二(日立製作所),秋山 浩(日立製作所),鳥山 稔(日立情報制御ソリューションズ),古関 庄一郎(日立製作所)
著者名(英語): Ryosuke Shinagawa(Hitachi,Ltd.),Koji Matsuda(Hitachi,Ltd.),Hiroshi Akiyama(Hitachi,Ltd.),Minoru Toriyama(Hitachi Information & Control Solutions,Ltd.),Shoichiro Koseki(Hitachi,Ltd.)
キーワード: 陽子線|スポット走査|加速器|がん治療|スキャン
要約(日本語): 陽子線がん治療における最も高度で高性能な照射法として,細く絞った陽子ビームを患部領域内の一点一点に順次照射していくスポット走査法がある。本稿では,M. D. Andersonがんセンター陽子線がん治療装置に採用したスポット走査法を実現するためのビームスキャニング電源の開発について報告する。スポット走査を行うには,ビームを偏向させるための磁界を階段状の波形とする必要がある。偏向電磁石電源は,高精度の一定電流を通電するための低電圧電源と,電流を急変させるための高電圧とを直列に接続して構成した。電流急変時は高電圧電源をオンすることによって,ミリ秒単位の時間で次の電流値に0.1%の精度で静定させた。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,602 Kバイト
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