モデル予測制御実装に関する計算性能についての評価

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-179

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Evaluation of Conmputation for Embedded Model Predictive Control

著者名: 鈴木亮平 (富士電機アドバンストテクノロジー),河合富貴子 (富士電機アドバンストテクノロジー),大井章弘 (富士電機アドバンストテクノロジー),中沢親志 (富士電機アドバンストテクノロジー),松井哲郎 (富士電機アドバンストテクノロジー),藤原ひろ絵 (富士電機システムズ),松本宏治 (富士電機システムズ),西田英幸 (富士電機システムズ)

キーワード: モデル予測制御|プログラマブルコントローラ|2次計画法

要約(日本語): 高度な制御手法として，プロセス産業界ですでに定着したといえるモデル予測制御(MPC)は，PCやDCSなどのプラットフォーム環境下において数多くの成果を挙げているが，中小規模プラント向けではコストの面で実現性に問題がある。一方，PLCにモジュール化したMPCを実装した場合，機能の修正・追加等や，入出力処理や異常処理などをフレキシブルに制御系を組むことができ，PCと比べてエンジニアリング効率の面で優れ， DCSと比べて大幅なコストダウンが期待できる。これまでPLCへの高度制御の実装については，その計算量を減らした簡易タイプのみの実装となっていたが，本開発ではMPCの最適化計算に2次計画法を用いて，解精度を向上させたアルゴリズムをPLCに実装し，計算性能を評価した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,409 Kバイト