デルタオペレータを用いた共振周波数の逐次同定

カテゴリ: 全国大会

論文No: 4-261

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Recursive Identification of Resonance Frequency Using Delta Operator

著者名: 伊藤亮 (名古屋工業大学),廣瀬 徳晃(名古屋工業大学),川福 基裕(名古屋工業大学),岩崎 誠(名古屋工業大学),平井 洋武(名古屋工業大学)

著者名(英語): Ryo Ito(Nagoya Institute of Technology),Noriaki Hirose(Nagoya Institute of Technology),Motohiro Kawafuku(Nagoya Institute of Technology),Makoto Iwasaki(Nagoya Institute of Technology),Hiromu Hirai(Nagoya Institute of Technology)

キーワード: デルタオペレータ|逐次同定|高次振動モード|高速・高精度位置決め

要約(日本語): 各種生産設備の位置決め制御システムに対しては，経年変化や周囲環境変化による特性変動を生じた際にも，高速・高精度な位置決め性能を維持することが望まれる。これらの課題に対し，筆者らは，逐次最小二乗法を用いた共振周波数同定法を提案している。ただし，従来のシフトオペレータを用いた同定法は，同定パラメータと物理特性の関連が直接的でないことが課題として残された。そこで，本論文では，デルタオペレータを適用した同定法を提案し，制御対象の共振周波数を直接同定する。なお，本手法の有効性は供試位置決め制御装置を用いた実験により検証されている。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,580 Kバイト