電気自動車への可変磁束モータ適用可能性検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-017

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Development of Electric Vehicle Driving Motor Using Variable Magnetic Flux Motor

著者名: 周広斌 (日立製作所),宮崎 泰三(日立製作所),川又 昭一(日立製作所),金 弘中(日立製作所)

著者名(英語): Guangbin Zhou(Hitachi Ltd.),Taizo Miyazaki(Hitachi Ltd.),Shoichi Kawamata(Hitachi Ltd.),Houngjoong Kim(Hitachi Ltd.)

キーワード: 電気自動車|可変磁束モータ|有効磁束|高回転領域

要約(日本語): 本研究では，従来モータの損失が大きい電気的な弱め界磁の変わりに，機械的に有効磁束を可変できる可変磁束モータを電気自動車へ適用する可能性について検討した。モータシミュレータと電気自動車シミュレータを用いて可変磁束モータ効果を評価し，更に試作モータの動作確認を実施した結果，以下の結論を得た。?有効磁束を変えることによりモータの高効率運転域が高速域に拡大できることを確認した。?可変磁束モータを搭載する電気自動車は80km/h以上の速度で効率向上ができることを見出した。?提案した有効磁束を変える機構が正確に動作していることにより，可変磁束モータは電気自動車駆動用モータへの適用が可能であることを確認した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,914 Kバイト