誘導モータの空隙トルクリップルを電力から演算する方法の実験検討
誘導モータの空隙トルクリップルを電力から演算する方法の実験検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-039
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Experimental Verification of Torque Ripple Calculation Method for IM by the Electrical Power
著者名: 小島 鉄也(三菱電機),米谷 晴之(三菱電機),川村 光弘東芝産業システム(東芝三菱電機産業システム)
著者名(英語): Tetsuya Kojima(Mitsubishi Electric Corp.),Haruyuki Kometani(Mitsubishi Electric Corp.),Mitsuhiro Kawamura(Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp.)
キーワード: トルクリップル|誘導機
要約(日本語): インバータ駆動モータにおいては、インバータ電圧に含まれる僅かな高調波電圧によりトルクリップルが発生する。トルクリップルがモータ軸の機械共振倍率で増幅されると、モータ軸の破損を引き起こす場合がある。これを危惧すればトルクリップルを測定する必要があるが、測定のためにはモータと負荷の間にトルクメータを挿入する必要があり、時間とコストを要する。そこで、モータ端子の電圧電流から求められる電力からトルクリップルを演算する方式を、汎用モータを用いて検討した。その結果、発生過程が明快な6次成分については、0.01pu程のトルクリップルをも実トルク(測定・補正トルク)に対して線形性を保って演算できることを確認した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,462 Kバイト
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