GdBCO超電導バルク体と超電導マグネットシステムにおける磁気浮上力シミュレーション

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-056

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Simulation of Magnetic Levitation Force between Bulk Superconductor and Superconducting Magnet System

著者名: 荒木 聡史(慶應義塾大学),清野 寛(鉄道総合技術研究所),長嶋 賢(鉄道総合技術研究所),村上 俊之(慶應義塾大学),澤 孝一郎(慶應義塾大学)

著者名(英語): Satoshi Araki(Keio University),Hiroshi Seino(Railway Technical Research Institute),Ken Nagashima(Railway Technical Research Institute),Toshiyuki Murakami(Keio University),Koichiro Sawa(Keio University)

キーワード: 超電導|フライホイール|磁気浮上|シミュレーション

要約(日本語): 高温超電導体は様々な応用への可能性を秘めており，その一つとして超電導フライホイール電力貯蔵装置がある．軸受に超電導バルク体を用いることで，磁気浮上により非接触で損失のないフライホイールの実現が期待されている．本論文では，GdBCO超電導バルク体(φ60mm)と超電導マグネットの間に働く浮上力について，実験データに基づき，3次元解析ソフトであるELF/MAGICを用いて，現象解明と予測を試みた．結果，浮上力の違いは中心付近の磁束密度の違いによるものであることがわかった．また，今回作成した同心円状に境界条件を設定することができるモデルは，浮上力を予測するモデルとして，非常に有効であることがわかった．

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,586 Kバイト