GPSロケータの高圧配電線路への適用

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-060

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Fault Location System for the High Tension Distributing Line

著者名: 里城 義文(北海道旅客鉄道),高井 渉(鉄道建設,運輸施設整備支援機構)

著者名(英語): Yoshifumi Satoshiro(Hokkaido Railway Company),Wataru Takai(Japan Railway Construction Transport and Technology Agency)

キーワード: GPSロケータ|電圧サージ|地絡事故|単相6kV配電線路

要約(日本語): JR では自動閉そく信号設備に電源を供給するため、線路沿いに独自の単相6kV配電線路を設備している。一過性の事故を標定するため、電力会社の特別高圧送電線等に導入されている GPSロケータに改良を加え、適用することとした。配電線路が非接地系で電流サージが小さいため電圧サージを用いる方法に改良した。また、故障サージの減衰距離特性を実測、地絡時の波形分析により、標定可能距離を約20km、サージ判定電圧を約600Vとした。標定成功率と標定精度の検証を行い概ね1%以下の精度を得たが、成功率には課題を残した。また、事故には至らない高圧ケーブルの不具合を発見することもできた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 931 Kバイト