接触力実測値による架線静高さ推定法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-082

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Estimation Method of Static Height of Contact Wire based on Measured Contact Force

著者名: 網干 光雄(鉄道総合技術研究所),常本 瑞樹(鉄道総合技術研究所)

著者名(英語): Mitsuo Aboshi(Railway Technical Research Institute),Mizuki Tsunemoto(Railway Technical Research Institute)

キーワード: 電気鉄道|集電|接触力|トロリ線|パンタグラフ

要約(日本語): 近年，架線・パンタグラフ間の接触力測定が可能になり，これを用いて電車線設備の診断や保全に活用することが期待されている。本論文では，接触力実測値から架線静高さを推定する方法を提案する。シミュレーション手法を用いて，当該区間の架線の線種，張力，径間等の条件を満足する仮想的な架線を用意して，接触力の実測値をトロリ線に作用させながら走行させて計算を行う。さらにパンタグラフ高さ実測値を用いることにより，架線の静高さを推定することができる。この方法でシミュレーションによる検証を行い，推定値は真値とほぼ一致することを確認した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 869 Kバイト