電車線支持点近傍での集電特性の改善

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-084

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Improvement of Current Collection Characteristics at Support Points of Overhead Contact Line

著者名: 清水 政利(鉄道総研),小林 武弘(鉄道総研),源 導士(東日本旅客鉄道)

著者名(英語): SIMIZU Masatoshi(Railway Technical Research Institute),KOBAYASHI Takehiro(Railway Technical Research Institute),MINAMOTO Michihito(East Japan Railway Company)

キーワード: 電気鉄道|電車線|トロリ線摩耗|支持金具

要約(日本語): 電車線設備の信頼性向上やメンテナンス軽減のためには、パンタグラフとトロリ線間の接触力変動を抑制し、過大な応力の発生や局部的な摩耗の進行を防止することが重要である。接触力変動は支持点近傍で発生し易く、これは、曲引金具によるトロリ線の引き上げや金具の質量の影響、支持点高さの不整などが原因として考えられる。筆者らは、支持点付近の集電特性改善方法の一つとして、引角度を9°に低減した支持構造を営業線に試験適用し、支持点付近の応力値が平均化されることを確認した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,108 Kバイト