直流回生変電所下における高圧化と高速回生ブレーキ有効活用時の列車間電力融通の評価
直流回生変電所下における高圧化と高速回生ブレーキ有効活用時の列車間電力融通の評価
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-094
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): The Evaluation of Electric Power Interchange between Multiple Train Sets with High Speed Regenerative Brakes under High Voltage DC-regenerative Substations
著者名: 野田 昂志(東京大学),古関 隆章(東京大学)
著者名(英語): Takashi Noda(The University of Tokyo),Takafumi Koseki(The University of Tokyo)
キーワード: 高速回生|省エネルギー|回生変電所|純電気ブレーキ|直流き電|電力融通
要約(日本語): 近年の電気鉄道車両はブレーキ時に主電動機を用いて発電し,そのエネルギーを他の列車等に供給する回生ブレーキと摩擦による機械ブレーキとを併用している。しかし,機械ブレーキは応答速度が遅く,摩擦係数という非常に環境に左右されやすい。また保守に手間と費用がかかる上,摩擦の変動要素が原因で乗り心地を悪化させたり滑走を誘発したりする問題もある。そこで,地上回生機能を活用し車上の電動機-発電機のトルク特性の範囲でブレーキ力を発生させる(純電気ブレーキ)運転方式を提案し,列車間の電力融通を考慮したモデルにおいてエネルギー収支を評価する。数値的検討による結果,高速回生ブレーキの有効活用を明らかにし,今回の検討例では11%の省エネルギー効果を算出した。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 2,854 Kバイト
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