MgB2線材の仕様が液体水素用液位センサの正常動作に及ぼす影響
MgB2線材の仕様が液体水素用液位センサの正常動作に及ぼす影響
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-121
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Influence of Specifications in MgB2 Wires on Normal Operation of Level Sensor for Liquid Hydrogen
著者名: 柁川 一弘(九州大学),戸町恭平 (九州大学),田中 和英(九州大学),船木 和夫(九州大学)
著者名(英語): Kazuhiro Kajikawa(Kyushu University),Kyohei Tomachi(Kyushu University),Kazuhide Tanaka(Kyushu University),Kazuo Funaki(Kyushu University)
キーワード: 二ホウ化マグネシウム|液化水素|超電導式液面計|複合超電導体|熱的安定性|最適設計
要約(日本語): 水素は酸化反応時に水しか生成しないため、クリーンエネルギーの1つの利用形態として有望視されている。水素の製造から利用に至る広範なシステムにおいて、液化ガスの貯蔵密度は圧縮ガスに比べてかなり大きいため、液体水素としての利用形態も不可欠である。その際、断熱容器内の残存量を把握するために、液体水素の液位センサが必要となる。我々のグループではこれまでに、MgB2線材から成る超電導式液位センサを試作し、液体水素を用いた検証試験を実施した。その結果、液位センサとして良好な動作特性を確認したが、極低温環境での消費電力の大きさが課題である。そこで、本研究では、実験結果を数値的に再現するプログラムコードを用いて、実用化に向けた液体水素用液位センサに要求されるMgB2線材の仕様について検討する。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 862 Kバイト
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