矩形シールド材による往復電流路の磁気遮へい効果に対する簡易計算手法

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-168

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Simplified Evaluation Method of Extremely Low Frequency Magnetic Shield Effect in Round-trip Current Line Using Rectangular Shielding Materials

著者名: 森田 岳(鉄道総合技術研究所),笹川卓 (鉄道総合技術研究所),兎束 哲夫(鉄道総合技術研究所)

著者名(英語): Gaku Morita(Railway Technical Research Institute),Takashi Sasakawa(Railway Technical Research Institute),Tetsuo Uzuka(Railway Technical Research Institute)

キーワード: 超低周波磁界|磁界解析|磁気遮へい効果|矩形シールド材|バスダクト|簡易計算法

要約(日本語): 電力設備における超低周波磁界の解析技術の必要性が高まっている。電力設備では磁界発生源の一つとして、鋼材などの矩形シールド材によって往復電流路が覆われたバスダクトが設備されることがあり、これの発生磁界の評価にはシールド材の磁気遮へい効果を計算する必要がある。電力設備の磁界解析においては、高速計算可能で簡易な評価手法が望まれる。本検討では、シールド材の強磁性効果と渦電流の影響を簡易に評価する手法を提案した。また、有限要素法による計算結果と比較検討することにより、簡易計算手法の妥当性が確認された。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,682 Kバイト