油入機器絶縁油の色差による評価方法
油入機器絶縁油の色差による評価方法
カテゴリ: 全国大会
論文No: 5-192
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Evaluation Method by the Color Difference of Insulating Oil at Oil Filled Equipment
著者名: 杉本 敏文(中部電力),高橋 一嘉(中部電力),宮島 極(愛知電機),杉浦 良一(愛知電機)
著者名(英語): Toshifumi Sugimoto(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Kazuyoshi Takahashi(Chubu Electric Power Co.,Inc.),Kiwamu Miyajima(Aichi Electric Co.,Ltd.),Ryoichi Sugiura(Aichi Electric Co.,Ltd.)
キーワード: 油入機器|絶縁油|色差|飽和水分量|負荷時タップ切換装置
要約(日本語): 変電所に多く設置されている開放形の油入機器における絶縁油中の水分は,油の電気特性を低下させ,金属を腐食させるなど,機器寿命に与える影響が大きく,挙動について検討が必要となっている。筆者らは,油の劣化と飽和水分量の関係について検討し,絶縁油のカルボニル基の増加について報告した。今回,負荷時タップ切換装置に着目し,色差による評価方法について究明した。その結果、理論上および実機サンプル調査を通して、新油と劣化油の色の違いを数値化して表す「色差ΔE」が飽和水分量と相関を持っていることを明らかにし、絶縁油の劣化度合を推定する方法を開発した。なお色差は,現場の診断としての活用が期待できる。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 872 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
