高温超電導バルク体の磁気遮蔽効果を用いた浮上システムの数値解析

カテゴリ: 全国大会

論文No: 5-204

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Numerical Analysis of Magnetic Levitation System Using Magnetic Shielding Effect of HTS bulks

著者名: 土井 貴彦(上智大学),斎藤翔 (上智大学),亀山 壮一郎(上智大学),高尾 智明(上智大学),上條弘貴 (鉄道総合研究所)

著者名(英語): Takahiko Doi(Sophia University),Sho Saito(Sophia University),Soichiro Kameyama(Sophia University),Tomoaki Takao(Sophia University),Hiroki Kamijo(Railway Technical Research Institute)

キーワード: 高温超電導|バルク|磁気浮上

要約(日本語): 我々は、高温超電導バルク体の磁気遮蔽効果を用いた吸引浮上の研究を行っている。この浮上方式では、強磁性体レールに、永久磁石とバルク体を備えた移動体が吸引され浮上する。この方式では、ゼロフィールドクールされたバルク体の磁場形成作用により、無制御による安定浮上が実現される。今回、有限要素法に基づく解析ソフトを用いて上記で述べた浮上方式における実験を模擬した解析を行い、実験結果と比較した。その結果、バルク体への磁束の侵入を考慮したモデルの解析結果が実験結果と近い値を示し、数値解析の妥当性が証明された。今後、改良を施したモデルや、大型化したモデルなどの解析を行うことが可能となる。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 822 Kバイト