電源と送電線の混合保全管理問題の検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-003

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Integrated management for composite maintenance of generators and transmission lines

著者名: 千田卓二(東北電力),坂本邦夫(東北電力),豊田淳一(東北大学)

著者名(英語): Takuji Chida|Kunio Sakamoto|junichi Toyoda

キーワード: 電力系統|保全管理|弾力性|作業停止計画

要約(日本語): 電力需要の成長が緩やかになるとともに，経年設備の保全管理問題が重要課題となってきている。筆者らは現在電力システムで行われている保全管理体制をベースに弾力性のある保全体制をどのように達成できるのか，その可能性を検討してきている。本稿では，電源と送電線からなる電力システムの保全管理に関し，保全の優先度すなわち保全の階層構造が信頼度に与える影響について，例題系統を用いて論じている。電源の停止計画作成後に協調をとり送電線の停止計画を作成すると電源脱落・抑制を回避できること，上位系統の停止計画作成後に協調をとり下位系統の送電線の停止計画を作成すると供給支障発生ケースが少ないことを示している。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,245 Kバイト