太陽光発電システム群の多目的力率制御のANSWERによる検証実験

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-019

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Verification Experiment of Multi Objective Power Factor Control of Photovoltaic Generation Systems Using ANSWER

著者名: 酒井 重和(福井大学),林 泰弘(福井大学),川崎 章司(福井大学),松木 純也(福井大学),金本 憲明(福井大学)

著者名(英語): Shigekazu Sakai(University of Fukui),Yasuhiro Hayashi(University of Fukui),Shoji Kawasaki(University of Fukui),Junya Matsuki(University of Fukui),Noriaki Kanemoto(University of Fukui)

キーワード: 配電系統|太陽光発電システム|力率制御|配電系統模擬実験設備

要約(日本語): 近年，自然エネルギー利用型分散型電源の系統連系実績数の増加に伴い，分散型電源の系統連系に対する課題等が議論されている。環境負荷軽減や石油代替効果などの期待により，太陽光発電システムの連系台数は，今後ますます増加することが予想される。一方，太陽光発電システムには，力率制御により無効電力を供給して系統連系点の電圧上昇を抑制する機能があるが，力率制御により太陽光発電が連系された地点での電圧逸脱が解消されても，連系地点以外では電圧逸脱が解消されていない場合がある。本稿では，太陽光発電システムが複数台連系された配電系統全体の適正電圧を維持しつつ，PV群の有効電力出力の最大化と配電損失最小化を目的としたPV群の多目的力率制御手法を提案し，分散型電源連系課題解決支援実験システムANSWERを用いた実験を通して，提案手法の妥当性を検証したので報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,905 Kバイト