電源（同期機）を含む負荷系の動特性に関する検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-065

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): A Study on Dynamic Behavior of Loads with Synchronous Generators

著者名: 山下 光司(電力中央研究所),坂本 織江(電力中央研究所),浅田 実(電力中央研究所)

著者名(英語): Koji Yamashita(Central Research Institute of Electric Power Industry),Orie Sakamoto(Central Research Institute of Electric Power Industry),Minoru Asada(Central Research Institute of Electric Power Industry)

キーワード: 動特性|同期発電機|分散形電源|AQR|負荷特性

要約(日本語): 今後，環境対策の必要性が高まり，再生可能エネルギーの導入が進むと考えられる。これまで基幹系統の系統解析で主に用いられている負荷系は，電源を無視したモデルで表現されているため，電源を含む負荷系の表現方法を検討することが重要になる。現在の分散形電源の約90%は自家用発電設備であり，その多くは同期発電機を用いているが，電気事業用の発電設備ではあまり用いられないAQR運転を行う場合が多い。そのため，同期機を含む負荷系の応答を検討する必要がある。本稿では，当所の交・直流電力系統シミュレータを用いて，同期機と3相負荷機器からなる負荷系を構成し，電圧低下に対する負荷系の動的な振る舞いについて実験的に検討した結果を報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,908 Kバイト