大規模太陽光発電所普及下のLFCシミュレーションに用いる日射量データの復元の基礎検討

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-127

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Fundamental study on regeneration of solar radiation data for LFC simulation

著者名: 植洋輔 (北海道大学),原亮一 (北海道大学),北裕幸 (北海道大学),滝谷克幸 (日本気象協会),斎藤正美 (日本気象協会)

キーワード: 太陽光発電システム|負荷周波数制御

要約(日本語): 太陽光発電システムの発電出力は不安定であり，電力系統の周波数に擾乱を与える可能性が懸念されている。そのため，将来的に大規模の太陽光発電システムが系統に導入された状況を想定し，電力系統の負荷周波数制御に及ぼす影響を事前評価することが重要である。そこで，気象庁の地上気象官署での測定データを収集している「地上気象観測連続値（1分値）資料」を用いた評価を考えているが，このデータ内の全天日射量は大きな量子化誤差を含んでおり，上述の評価には真値の復元が必要となる。本稿では，大きな量子化誤差を含む全天日射量から真値を復元する手法について検討するとともに，その復元結果について評価することを目的とする。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,155 Kバイト