熱プラズマ照射による高分子アブレーション現象に及ぼす高分子熱物性の影響
熱プラズマ照射による高分子アブレーション現象に及ぼす高分子熱物性の影響
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-230
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Influence of Thermodynamic Properties of Polymer Material on Polymer Ablation by Thermal Plasma Irradiation
著者名: 作山 俊昭(金沢大学),田中 康規(金沢大学),上杉 喜彦(金沢大学),金子周平 (東京電力),岡部 成光(東京電力)
著者名(英語): Toshiaki Sakuyama(Kanazawa University),Yasunori Tanaka(Kanazawa University),Yoshihiko Uesugi(Kanazawa University),Shuhei Kaneno(Tokyo Electric Power Company),Shigemitsu Okabe(Tokyo Electric Power Company)
キーワード: 溶発現象|アブレーション|誘導熱プラズマ|高分子材料|熱流体解析
要約(日本語): 電流遮断時において,遮断器内で発生するアークプラズマがノズル材や筐体に用いられる高分子材料に接触し,そのアブレーションが生じる。このアブレーションに伴なうエネルギー損失・ガス流を積極的に利用することで効率よく消弧することが考えられる。本研究ではAr誘導熱プラズマを高分子バルク材に直接照射し,熱プラズマ-高分子材料間の熱的相互作用の解明を試みている本報告では蒸発潜熱が熱プラズマ温度やアブレーションに伴う質量損耗量に与える影響についてアブレーション現象を考慮した熱流体解析から検討した。その結果,蒸発潜熱を増加させることによりアブレーションに伴う質量損耗量が減少するという結果を得た。このことから,蒸発潜熱を変化させることで,質量損耗量を制御できる可能性があることが見出せた。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,196 Kバイト
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