配電損失を考慮したLRTと分散型電源の協調運用

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-266

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Cooperation between LRT and Distributed Generator Considering Distribution Losses

著者名: 松尾 潤一(北海道大学),原 亮一(北海道大学),北 裕幸(北海道大学)

著者名(英語): Junichi Matsuo(Hokkaido University),Ryoichi Hara(Hokkaido University),Hiroyuki Kita(Hokkaido University)

キーワード: 分散型電源|無効電力制御|配電系統

要約(日本語): 近年の電気事業の規制緩和や，二酸化炭素の排出量削減といった環境問題への配慮などから，分散型電源(DG)への期待が高まっており，今後，その導入量はますます増加していくことが予想されている。DGの系統連系は，配電損失の軽減などの様々な効果が期待されている一方で，供給電圧の適正範囲逸脱などの技術的問題が懸念されているのも事実である。著者らは，DGの連系に伴い複雑化する電圧管理に着目し，負荷時タップ切替変圧器による電圧調整と協調した，DGの無効電力制御手法を提案してきた。本稿では，配電系統電圧の適正化に加え，配電損失を効果的に削減できるように提案手法の改良を試みる。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,148 Kバイト