タップ切替回数と電圧プロファイルに基づいた電圧制御器(LRT, SVR)の不感帯幅の決定
タップ切替回数と電圧プロファイルに基づいた電圧制御器(LRT, SVR)の不感帯幅の決定
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-267
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Determination of Dead-band Width of LRT and SVR Based on Tap Change and Voltage Profile
著者名: 花井 悠二(福井大学),林 泰弘(福井大学),松木 純也(福井大学),不破 由晃(東京電力),森 健二郎(東京電力)
著者名(英語): Yuji Hanai(University of Fukui),Yasuhiro Hayashi(University of Fukui),Junya Matsuki(University of Fukui),Yoahiaki Fuwa(Tokyo Electric Power Company),Mori Kenjiro(Tokyo Electric Power Company)
キーワード: 配電系統|電圧制御|LRT|SVR|不感帯|パレート
要約(日本語): 著者らはこれまでに,配電系統に導入されるLRTとSVRの制御パラメータを決定する手法を提案し,その妥当性を実験とシミュレーションの双方から検証してきた。提案した制御パラメータ決定手法は,電圧逸脱量の最小化と電圧余裕の確保を目的に,最適化手法PSOを用いて制御パラメータを算定するものだが,不感帯幅については固定値として整定の対象外としている。一般に,不感帯幅に対して「タップ切替回数の抑制」と「電圧余裕の確保」はトレードオフの関係にあるため,電圧余裕を十分に確保しつつ,タップ切替操作が頻繁に生じないように適切に不感帯幅を決定する必要がある。しかしながら,LRTやSVRの不感帯幅はこれまで運用者の経験や過去の運用値を基に決定されており,その妥当性は明確でない。また,論文等においても不感帯の評価および決定方法に関する記述は少ない。本稿では,タップ切替回数と電圧プロファイルに基づいてLRTとSVRの不感帯幅を評価し,決定する方法を提案する。また,配電系統モデル上でLRTとSVRの不感帯幅の変化に対するタップ切替回数と電圧変動の特徴把握を行う。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 2,068 Kバイト
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