オンオフ制御による太陽光発電システム群の制御遅れ時間に対する出力目標値設定誤差の評価

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-279

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Evaluation of Setting Error of Output Target Value for Delay Time of Control of Photovoltaic Generation Systems Using Binary Control

著者名: 岩崎 真幸(福井大学),林 泰弘(福井大学),川崎 章司(福井大学),松木 純也(福井大学),舟橋 俊久(明電舎),奥野 義道(明電舎),林 孝則(明電舎)

著者名(英語): Masayuki Iwasaki(University of Fukui),Yasuhiro Hayashi(University of Fukui),Shoji Kawasaki(University of Fukui),Junya Matsuki(University of Fukui),Toshihisa Funabashi(Meidensha Corporation),Yoshimichi Okuno(Meidensha Corporation),Takanori Hayashi(Meidensha Corporation)

キーワード: 太陽光発電|オンオフ制御|出力安定化|出力目標値

要約(日本語): 複数台のPVシステムのオンオフ状態をオンラインで制御することで，PVシステム群の出力安定化を図る手法を提案する。しかしながら，出力目標値は運用の前日もしくは数時間前までのPVシステム群の発電電力予測を基に設定するため，実際の発電電力と出力目標値との間に誤差が生じる。そこで，PVシステムの利用率や誤差を踏まえた上で，このPVシステム群の出力目標値設定誤差がどの程度まで許容可能なのかを定量的に評価する必要がある。また，誤差は制御遅れ時間の違いによっても変化するため，制御遅れ時間の変化によって出力目標値設定誤差の許容範囲がどの程度変化するのかを評価する必要もある。 本稿では，オンオフ制御によるPVシステム群の出力安定化手法を用いて，100台のPVシステム群のモデル上で，制御遅れ時間を変更しながら，出力目標値設定誤差に対する利用率，30分積算誤差，および偏差の評価を行う。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 2,376 Kバイト