マルチエージェントによる無効電力制御方式

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-293

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Multi-agent based Reactive Power Control Method

著者名: 佐伯礼吏 (広島工業大学),永田 武(広島工業大学),波多野 亮介(中部電力),山本 信幸(中部電力)

著者名(英語): Hiroshi Saiki(Hiroshima Institute of Thechnology),Takeshi Nagata(Hiroshima Institute of Thechnology),Ryousuke Hatano(Chuden Electric Power Co. Inc.),Nobuyuki Yamamoto(Chuden Electric Power Co. Inc.)

キーワード: 無効電力制御|マルチエージェント|分散型システム|電力システム

要約(日本語): 本論文は，従来の電圧・無効電力制御の考え方に新しい考え方を導入したものである。すなわち，従来の制御問題を，変電所の二次母線電圧の適正化を図る「電圧制御」と，変電所の一次母線電圧の適正化を図る「無効電力制御」の部分問題に分離して考え，それぞれの制御目的を明確にしたエージェントを実装し，それらを協調することにより，より柔軟な制御を実現しようとするものである。簡単なモデル系統を用いた検討ではあるが，シミュレーション結果から，提案方式は極めて厳しい負荷変動の状況下でも制御可能であることが確認された。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,662 Kバイト