一機無限大母線系統三相地絡事故時の安定化手法による加速エネルギー抑制効果の比較
一機無限大母線系統三相地絡事故時の安定化手法による加速エネルギー抑制効果の比較
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-300
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Comparison Study on Acceleration Energy Restraining Effect Using Power System Stabilizing Control for 3LG Fault Occurred at One Machine Infinite Bus System
著者名: 広橋 滋人(東京大学),馬場 旬平(東京大学)
著者名(英語): Shigeto Hirohashi(The University of Tokyo),Jumpei Baba(The University of Tokyo)
キーワード: 一期無限大母線系統|発電機一波脱調抑制|電力制御|制動抵抗|励磁制御
要約(日本語): 発電機一波脱調を抑制する方策としては、発電機の界磁電流や無効電力を制御することで間接的に発電機出力を調整する手法が一般的でる。一方でエネルギー貯蔵装置や制動抵抗などを用いて発電機出力を直接制御する手法も提案されており、機器容量や制御性などで優位性があるのではないかとも考えられている。先行研究では、電力制御の違いによる発電機一波脱調抑制効果の比較はなされているが、AVR及び調速機に簡易なモデルを用いている。また、事故除去後も一定電力制御を行っており、事故中のみの電力制御における発電機一波脱調抑制効果の比較がなされていない。本論文では、最も基本的な一機無限大母線系統において、電気学会の電力系統標準モデルを用い、発電機一波脱調抑制のために系統安定化手法(励磁制御・電力制御・制動抵抗)を用いた時の比較検討を行った。また、発電機一波脱調抑制の中でも加速エネルギー抑制のために系統安定化手法を用いる事で、手法の違いによる抑制効果を明確化させた。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,725 Kバイト
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