簡便なシステム構築に役立つ電力設備保全用オブジェクトの配置
簡便なシステム構築に役立つ電力設備保全用オブジェクトの配置
カテゴリ: 全国大会
論文No: 6-321
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): An Allocation of Objects for Power Equipment Maintenance that Helps Easy System Building
著者名: 大谷 哲夫(電力中央研究所),田中 立二(東芝),土屋 武彦(東芝),片山 茂樹(東芝)
著者名(英語): Tetsuo Otani(CRIEPI),Tatsuji Tanaka(Toshiba Corp.),Takehiko Tsuchiya(Toshiba Corp.),Shigeki Katayama(Toshiba Corp.)
キーワード: 監視システム|状態監視保全|オブジェクト指向|システムアーキテクチャ
要約(日本語): 電力設備の状態監視保全実施に必要なデータ収集を行うシステムの迅速かつ簡便な構築が望まれている。この要件を満たすためには,整理されたシステムアーキテクチャと,アーキテクチャを構成する各要素の独立性を高める(ある要素の変更が他に及ばないようにする)ことが重要である。このため,本論文では,既に提案したアーキテクチャを構成する要素のうち,設備データを取得するセンサ読取部と,読み取ったデータを組み合わせるデータ整理部に配置するソフトウェアモジュール(オブジェクト)の配置方法を提案する。具体的には,IEC 61850で定められているオブジェクトのうち,接点入力とアナログデータ読み取りを担うものをセンサ読取部に配置し,データ整理部にはブッシング等の装置を表すオブジェクトを配置する。これにより,センサ読取部とデータ整理部間のインタフェースが簡潔になり,それぞれの独立性を高めることが可能となる。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 2,573 Kバイト
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