3相一括操作型遮断器を位相制御する変圧器励磁突入電流抑制装置の開発

カテゴリ: 全国大会

論文No: 6-334

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Development of Transformer Inrush Current Reduction Device Using Point-on-wave Control of Circuit Breakers with Ganged 3-phase Operation Mechanism

著者名: 前原 宏之(東芝),齋藤 実(東芝),腰塚 正(東芝),佐藤純正 (東芝),山中 直義(東芝)

著者名(英語): Hiroyuki Maehara(Toshiba Corporation),Minoru Saito(Toshiba Corporation),Tadashi Koshizuka(Toshiba Corporation),Yoshimasa Sato(Toshiba Corporation),Naoyoshi Yamanaka(Toshiba Corporation)

キーワード: 位相制御開閉|励磁突入電流|変圧器|遮断器|3相一括操作

要約(日本語): 変圧器の励磁突入電流を抑制する手段として、残留磁束を考慮した遮断器の位相制御投入が有効である。3相一括操作型遮断器の場合、すべての相を最適位相で投入することはできない。しかし3相とも励磁突入電流が低減可能な一定の位相範囲が存在し、この位相範囲で投入することにより励磁突入電流が大きく抑制できる。このような制御方式に基づく専用の変圧器励磁突入電流抑制装置を開発した。装置は配電用変電所への適用を考慮し、小型化および入出力最適化を図った。変圧器1台を対象とする1バンク用装置、および同一変電所の3台までの変圧器を対象とできる3バンク用装置の両方を開発した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 891 Kバイト