メソポーラスな導電助剤を配合した電気二重層キャパシタの電解液依存性とイオン蓄積に関する考察
メソポーラスな導電助剤を配合した電気二重層キャパシタの電解液依存性とイオン蓄積に関する考察
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-003
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Consideration about electrolyte dependence and ion storage of electric double layer capacitor mixed with mesoporous electro conductive materials
著者名: 田島 大輔(宮崎大学),谷口 充史(宮崎大学),別宮 裕介(宮崎大学),吉玉拓 (宮崎大学),大坪 昌久(宮崎大学),前野 聖二(ケッチェン,ブラック,インターナショナル)
著者名(英語): Daisuke Tashima(Univeristy of Miyazaki),Mitsufumi Taniguchi(Univeristy of Miyazaki),Yusuke Betsumiya(Univeristy of Miyazaki),Hiromu Yoshitama(Univeristy of Miyazaki),Masahisa Otsubo(Univeristy of Miyazaki),Seiji Maeno(Ketjen Black International Company)
キーワード: 電気二重層キャパシタ|メソポーラス|ケッチェンブラック
要約(日本語): 本研究ではこれまで,メソポーラスな導電助剤であるケッチェンブラック(KB)を用いて電気二重層キャパシタ(EDLC)単セルを作製し, 各種電解液に対する静電容量と内部抵抗の温度依存性を評価してきた。本論文では, KBを配合したEDLCの静電容量の電解液依存性について, イオン吸着量と細孔利用率の観点から検討を行った。その結果、EDLCの導電助剤としてKBを使用する場合, 最も静電容量を高くすることができ, エネルギー密度の向上に期待できる電解液はEMITFSIであり,イオン蓄積に大きく貢献する電解液のイオン半径は, KB粒子表面の細孔半径に対して, 0.08~0.18倍であることを明らかにした。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,718 Kバイト
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