固体高分子膜の加熱による劣化とその劣化が出力特性に与える影響

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-012

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): Deterioration by heating of a solid polymer membrane and influence on the deterioration of output characteristic.

著者名: 坂口 裕二郎(宮崎大学),矢岡寿成 (宮崎大学),日高 啓昭(宮崎大学),山内 健仁(宮崎大学),田島 大輔(宮崎大学),大坪 昌久(宮崎大学)

著者名(英語): Yujiro Sakaguchi(University of Miyazaki),Toshinari Yaoka(University of Miyazaki),Hiroaki Hidaka(University of Miyazaki),Kenji Yamauchi(University of Miyazaki),Daisuke Tashima(University of Miyazaki),Masahisa Otsubo(University of Miyazaki)

キーワード: 燃料電池

要約(日本語): 本研究では、固体高分子膜にNafion115[127μm]より膜厚の薄いNafion212[51μm]を使用し、固体高分子膜を加熱、加圧処理することによる膜厚の変化の測定を行い、また、膜の熱劣化が出力特性、Cole-coleプロットによる膜抵抗、水素クロスリーク量へ与える影響を検討した。その結果、固体高分子膜に劣化を模擬した加熱、加圧処理することで安定した出力が得られないことが分かった。また、固体高分子膜の加熱、加圧処理により膜厚が変化し、それに伴う膜抵抗の増加と水素クロスリーク量の増減を確認した。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,705 Kバイト