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PEFC発電動作の確率論的考察

PEFC発電動作の確率論的考察

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カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-017

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): A Stochastic Treatise for the Power Generation Behaviour Occurred in PEFC

著者名: 高木 栄光(神奈川大学),海老澤順平 (神奈川大学),藤井 史和(神奈川大学),佐藤賢利 (神奈川大学),米田 征司(神奈川大学),大野 吉弘(神奈川大学)

著者名(英語): Takagi Yoshimitsu(Kanagawa University),Jyunpei Ebisawa(Kanagawa University),Fumikazu Fujii(Kanagawa University),Takatoshi Sato(Kanagawa University),Seiji Yoneda(Kanagawa University),Yoshihiro Ohno(Kanagawa University)

キーワード: 固体高分子形燃料電池|ガウス過程|交流インピーダンス|パワースペクトル

要約(日本語): PEFCの特性を評価する一つのパラメータとしてインピーダンス計測が多くの場合採用されている。従来これは円線図を描くことで説明が終了していたため、何を表現するための計測か不明の点が多かった。筆者らは既に燃料電池の電極|電解質膜界面におけるガス反応の生起を確率事象として捉えることを推奨してきた。これをさらに燃料電池の発電動作そのものを確率的に扱うことを考え、一つの電気化学的燃焼反応による発電動作に定義確率変数を与えることにより、その生起の分布をガウス分布で表すことができることを示し、その過程をガウス過程として与えることができた。電極|電解質膜界面における反応の生起の数は電流の変動即ち揺らぎを表すから、電流の揺らぎを調べれば、燃料電池内部における現象の一端を知ることができる。この間の関係はガウス過程の自己相関関数は指数関数で与えることができ、自己相関関数はフーリエ変換によりパワースペクトルに結びつけることができる。振幅特性と周波数特性との間には一般的な関係はないが、正規過程に限っては両者の間にある関係が成立する。この考えをもとに、従来から電気化学反応の計測に多用されてきた交流インピーダンスを、パワースペクトルと関連付けた新しい解釈をすることができたので報告する。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,494 Kバイト

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