NaBH4-燃料電池の負荷追従に適用する圧力バッファー容積の最小化
NaBH4-燃料電池の負荷追従に適用する圧力バッファー容積の最小化
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-020
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Minimization of Buffer Volume on NaBH4-Fuel Cell Using Pressure-Buffer Method for Load Variation
著者名: 朴大欽 (筑波大学),石田 政義(筑波大学)
著者名(英語): Deaheum Park(Universitu of Tsukuba),Masayoshi Ishida(Universitu of Tsukuba)
キーワード: 水素化ホウ素ナトリウム|燃料電池|負荷追従
要約(日本語): 最近,自立型ロボットの実用化が期待されるなど,信頼性が高く,より長持ちする可般型電源の要求が高まっている。燃料電池は燃料物質を外部から供給することによって電気化学的に発電し,持続時間は燃料源の量に依存する。また,水素化ホウ素ナトリウム(NaBH4)は相対的に水素の体積および質量貯蔵密度が高いため(1),本研究ではNaBH4を水素源とする燃料電池利用電源の実用化検討を進めている。しかし,NaBH4の水素発生反応では物質や熱の輸送現象などが係ることで時間遅れが有意に大きく,燃料電池の負荷変動に対して必要水素量を瞬時にバランスさせることは実質的に不可能である。このような問題を改善するために,本研究では負荷変動対策として,生成水素を圧力バッファーで調整する方式を適用した。圧力バッファー法を適用したNaBH4-燃料電池システムにおいて負荷変動の追従はバッファーの容積に頼ることであり,バッファー容積は水素発生速度,バッファー圧力,負荷変動によって決まる。また,水素発生システムの内,バッファーは大きい体積を占めているため最小化する必要がある。本研究では以上のことを主な目的として最適化によるバッファー容積の最小化を行った。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,344 Kバイト
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