落雷時の大地内電流伝播過程に関する研究
落雷時の大地内電流伝播過程に関する研究
カテゴリ: 全国大会
論文No: 7-110
グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集
発行日: 2009/03/15
タイトル(英語): Propagation process of underground current in cloud-to-ground flash
著者名: 嶋田 朋之(富山大学),伊藤 弘昭(富山大学),升方 勝己(富山大学),永田 翔一(富山大学),酒井 英男(富山大学)
著者名(英語): Tomoyuki Shimada(Toyama University),Hiroaki Ito(Toyama University),Katsumi Masugata(Toyama University),Shoichi Nagata(Toyama University),Hideo Sakai(Toyama University)
要約(日本語): 雷現象は人体、電気・通信システムに大きな災害をもたらすことがあり、そのメカニズムの解明は災害を回避するために非常に重要である。そこで、我々は未だ解明されていない落雷が大地に到達した後の雷放電電流の地中伝播に関する研究を行っている。今回、IG装置を用いて大地の上方からインパルス電圧を印加し大地内での放電路の進展について実験を行ったので報告する。大地内の放電路の進展と帯磁現象を確認するために感熱紙及び磁化計測用試料を深さ10mmの位置から50mm間隔で深さ160mmまで設置して評価した結果、深さ160mmでは放電路が多数分岐するのが確認できた。また磁化の方向も深さ10mmでは放電電流が作る円周磁場の方向を示すのに対し、深さ160mmでは多少ばらつく結果が得られた。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 1,217 Kバイト
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