電力ケーブルの波乗り移動の研究（第2報）

カテゴリ: 全国大会

論文No: 7-198

グループ名: 【全国大会】平成21年電気学会全国大会論文集

発行日: 2009/03/15

タイトル(英語): A Study of the Power Cable Creepage in the Duct(No.2)

著者名: 石井 健一(古河電気工業),上林 知紀(東北電力),千葉 秀輝(東北電力),佐々木 彰(ビスキャス),柴田 惠一(古河インフォメーション,テクノロジー),村田 雅彦(古河インフォメーション,テクノロジー)

著者名(英語): Kenichi Ishii(The Furukawa Electric Co.,Ltd),Tomonori Kamibayashi(Tohoku Electric Power Co.,Inc.),Hideki Chiba(Tohoku Electric Power Co.,Inc.),Akira Sasaki(VISCAS Corporation),Keiichi Shibata(FITEC Corporation),Masahiko Murata(FITEC Corporation)

キーワード: 電力ケーブル|波乗り移動|管路|車両走行

要約(日本語): 道路下に埋設された管路内のケーブルが車両進行方向に移動する“波乗り移動現象”は以前から重要な問題となっており、種々の波乗り防止対策が検討されているが、本質的な現象については未解明のままになっている。本研究では波乗り現象解明の基本に戻り、あらためて検討を進めている。前回(第1報)では、大型車両走行時にケーブルに発生する波乗り移動量についての検討を行い、従来理論値と実測値が良好に一致する解析手法を見出した。今回、さらに車両走行時の地盤振動解析を進め、これによって生じる波乗り移動力の解析を行った。波乗り移動の発生原理を模擬したケーブル摩擦モデル装置による実験を行い、解析結果と一致する傾向を得た。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 1,701 Kバイト