弱電離気体プラズマの解析(XC)-大気圧コロナ放電によるVOCs分解特性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-045

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Studies on weakly ionized gas plasmas (XC)-Decomposition characteristics of VOCs using a corona discharge at atmospheric pressure

著者名: 瀧 喜大(室蘭工業大学),佐藤孝紀 (室蘭工業大学),阿部一男 (エーザイ),須田眞次 (エーザイ),佐見 学(アサヒビール)

著者名(英語): Taki/Yoshihiro (Muroran Institute of Technology),Satoh/Kohki (Muroran Institute of Technology),Abe/Kazuo (R&D Central Affairs Department,Eisai Co.,Ltd.),Suda/Shinji (R&D Central Affairs Department,Eisai Co.,Ltd.),Sami/Manabu (Asahi Breweries,Ltd.)

キーワード: コロナ放電|VOC|分解率|排ガス

要約(日本語): 窒素と酸素を80:20の割合で混合した人口空気にVOCを添加した模擬排ガスを，大気圧直流コロナ放電を用いて分解し，VOCの濃度測定および分解生成物の調査を行った。CHCl3(塩化アルキル)，(C2H5)2O(エーテル)，C4H8O(環状エーテル)，C7H16(アルカン)，CH3CN(ニトリル)を分解対象とし，これらのVOCをそれぞれ単体分解したとき，および混合したものを分解したときの結果を述べている。各VOCの単体の分解率は(C2H5)2O，C4H8O，CH3CN，C7H16，CHCl3の順に高い値となった。CH3CNを除く4種類のVOCを混合した時の分解率はC4H8O，(C2H5)2O，CHCl3，C7H16の順になり，単体と混合した時では分解率が異なる傾向になることがわかった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 897 Kバイト