気液混相中における放電現象を用いた水質改善
気液混相中における放電現象を用いた水質改善
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-046
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Water treatment by using gas-liquid mixed phase discharge plasma
著者名: 田口 敬洋(東北大学),下川 龍太郎(東北大学),安藤 晃(東北大学),高橋 克幸(岩手大学),高木 浩一(岩手大学)
著者名(英語): Takahiro Taguchi(Tohoku University),Ryutaro Shimokawa(Tohoku University),Akira Ando(Tohoku University),Katsuyuki Takahashi(Iwate University),Kouichi Takaki(Iwate University)
キーワード: 水中放電|Acid blueの脱色|滅菌|バブリング
要約(日本語): 水中放電を用いた水質改善に関する研究が近年盛んに行われている。高効率な汚水処理方法の確立を目指し、SOS(semiconductor opening switch)ダイオードを用いたパルスパワー電源を製作し、パルス高電圧(パルス幅50ns、電圧20kV、周波数20Hz)を用いた水処理実験を行った。放電による有機物の分解効率は青色溶液の脱色実験によって計測している。ガス種や電極間距離など各種放電条件において脱色効果やエネルギー効率を求めたところ、最大で520mg/W・hという高効率な脱色を行うことが出来た(パルス幅約300nsのブルームライン電源を用いた場合の約2.5倍のエネルギー効率)。また、滅菌に関しても耐性の非常に強い枯草菌に対して酸素ガスを用いた放電処理により10分弱で菌数を1/10に減少させることができた。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 877 Kバイト
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