高温下での繰り返しパルス放電による管路内に付着したススの炭酸ガス化

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-047

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Oxidation of Soot in Plasma reactor under High Temperature Using Repetitive Pulsed Discharge

著者名: 新本和也 (愛媛大学),門脇一則 (愛媛大学),木谷 勇 (愛媛大学)

キーワード: スス|炭酸ガス化|繰り返しパルス|堆積|高温|放電

要約(日本語): ディーゼルエンジンの排気系を模擬した反応器内に付着したススを放電により炭酸ガス化した。反応器の中心軸に沿って，長手方向に取り付けている十字のタングステンワイヤーに負電圧を印加することでススを帯電させ反応器側面に堆積した。高圧電極であるタングテンワイヤーにパルス幅100ns，充電電圧7kVの単極性繰り返しパルスを500Hzで印加することで，反応器に堆積しているススをワイヤーからの沿面放電により炭酸ガス化した。20分間の直流印加により堆積した20mgのススを繰り返しパルスにより炭酸ガス化したところ，25℃ではススを炭酸ガス化できなかったのに対して，200℃ではススを炭酸ガス化することができた。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 753 Kバイト