直交ガスが及ぼすアーク外周部の冷却効果

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-057

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Cooling Effect of Arc Circumference with Lateral Gas Flow

著者名: 猪俣剛志 (東京都市大学),鈴木祥浩 (東京都市大学),岩尾 徹 (東京都市大学),湯本雅恵 (東京都市大学)

キーワード: アーク|溶射|横風|分光計測

要約(日本語): プラズマ溶射は，高融点材料を溶射可能な非移行型プラズマトーチを用いた技術であるが，陽極近傍の現象が陽極を損耗させる問題点があり，この原因の定量的な解明とその対策が求められている。本論文では，これらを解明することを目的として，移行型プラズマトーチを用いて，アークに直交する窒素ガスによるアーク外周部への冷却効果を検討した。その結果，直交窒素ガス流量を増加させた時，受熱量は増加したが受熱効率はほとんど変化がなかった。これは，窒素ガスによりアーク外周部の冷却効果が起き，電圧上昇が生じたためと考えられる。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 794 Kバイト