乾燥空気中における交流電圧印加時のバリア放電特性

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-062

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Barrier Discharge under AC Voltage in Dry Air

著者名: 老田友紀 (東京大学),松岡成居 (東京大学),熊田亜紀子 (東京大学),日高邦彦 (東京大学),吉田忠広 (三菱電機)

キーワード: バリア放電|乾燥空気|コロナ開始電圧|絶縁破壊

要約(日本語): ガス絶縁開閉機器(GIS) に用いられている SF6は優れた絶縁性能を持っており、他のガスを用いた場合よりもGISの小型化、絶縁耐力の向上が期待できる。しかし、SF6は地球温暖化を加速させるという問題が指摘されており、脱SF6スイッチギアの実用化が望まれている。近年、エポキシ注形固体絶縁物や加圧空気が絶縁媒体として用いられているが、開閉装置全体を小型化するにはより耐力の高い絶縁方式が必要となる。そこで著者らは加圧した乾燥空気と固体絶縁バリアを組み合わせた絶縁方式に着目し、バリア放電の進展機構に基づいた合理的な機器の絶縁設計手法の確立を目指している。本稿では、半球?バリア?平板電極モデルにおいて交流電圧印加時の破壊電圧を測定したので報告する。

原稿種別: 日本語

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