無声放電バリアに用いる陽極酸化アルミナの表面状態が放電に及ぼす影響

カテゴリ: 全国大会

論文No: 1-063

グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集

発行日: 2010/03/05

タイトル(英語): Influence of Anodic Alumina Surface on Dielectric Barrier Discharge

著者名: 川崎 敏之(日本文理大学),虞 杰明(日本文理大学)

著者名(英語): Toshiyuki Kawasaki(電気・電子工学科),Jieming Yu(電気・電子工学科)

キーワード: 無声放電|陽極酸化アルミナ|環境浄化

要約(日本語): 陽極酸化アルミナの作製と応用に関しては多くの先行研究があるが，無声放電のバリアに用いた研究は非常に少ないのが現状である。そこで，本研究では陽極酸化アルミナをバリアに用いることによって，従来からある無声放電の応用分野拡大，各種用途における性能向上等を目的として研究を進めている今回は陽極酸化後に行うポアーワイドニング（孔径拡大）や封孔により表面状態を変化させ，ナノオーダー細孔の有無等が放電にどのような影響を与えるかを調べた。これを調べることによって，ナノオーダーレベルでのバリアの最適化が可能になると思われる。実験の結果，バリア表面のナノオーダーの変化が放電電力に影響を及ぼすことが明らかとなった。

原稿種別: 日本語

PDFファイルサイズ: 911 Kバイト