湿度を考慮した気中放電開始モデルの基礎検討
湿度を考慮した気中放電開始モデルの基礎検討
カテゴリ: 全国大会
論文No: 1-083
グループ名: 【全国大会】平成22年電気学会全国大会論文集
発行日: 2010/03/05
タイトル(英語): Basic Study of Air Discharge Start Model Considering Humidity
著者名: 柳田憲史 (日立製作所),加藤達朗 (日立製作所),六戸 敏昭(日立製作所),岩田 健(名古屋大学),小島 寛樹(名古屋大学),遠藤奎将 (名古屋大学),大久保 仁(名古屋大学)
著者名(英語): Norihito Yanagita(Hitachi,Ltd.),Tatsuro Kato(Hitachi,Ltd.),Toshiaki Rokunohe(Hitachi,Ltd.),Takeshi Iwata(Nagoya University),Hiroki Kojima(Nagoya University),Fumihiro Endo(Nagoya University),Hitoshi Okubo(Nagoya University)
キーワード: 放電|気中|ストリーマ|湿度|負イオン
要約(日本語): 気中絶縁性能に影響する環境条件として、湿度条件下のイオン密度に着目し、放電開始シミュレーションにモデル化すると共に、その妥当性を評価した。本検討では、湿度上昇に伴い負クラスタイオンが増加し、その結果初期電子発生確率が高まると仮定し、モデルに反映した。針?平板ギャップ(ギャップ長150mm)への標準雷インパルス(正極性/負極性)印加時の絶対湿度と部分放電開始電圧(PDIV)について、シミュレーション値と実測値を比較したところ、絶対湿度上昇により部分放電開始電圧は低下し、シミュレーションと実測の傾向がほぼ一致した。以上から本検討のモデルの妥当性を確認し、湿度変化に対し放電開始を予測できる見通しを得た。
原稿種別: 日本語
PDFファイルサイズ: 771 Kバイト
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